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◆01 記憶に留めたい「日本海海戦の日」(下)
◆02 教育この人に聞く「 企業人の知恵を教育の現場に その3 」
博多21の会・教育委員長/(株)OREC 代表取締役社長 今村健二 氏
◆03 したたかなフランスの環境政策 その2
◆04 アジアにおける拠点空港としての北九州空港整備考 その38回目
(株)安川電機 取締役社長 利島康司 氏 その3
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祖国防衛という点とともに特筆すべきなのは、当時、有色人種の国が白色人種の国に
局地的な戦闘とはいえ勝つということはあり得なかった時代に、しかも、西洋の技術の結
晶である軍艦による戦いに勝利を治めたという意義である。
日本が、当時の同盟国・イギリスの情報やバルチック艦隊への妨害工作などに助けられ
ながらも、劣勢を覆して白色人種の大国・ロシアに勝利したことは、アジア及び世界の抑
圧された民族に希望と自信を与えたのである。有色人種でも白色人種に負けない近代国家
を作れるのだと。
インド独立運動の指導者ネールの「日本の情熱が私をかき立てた。民族主義的な思想が
私を満たした。私はヨーロッパの束縛からインドとアジアの自由を取り戻すための瞑想に
ふけった」という言葉は象徴的である。
この勝利に影響され、インドでガンジーによる独立運動が始まり、清では日本式に教育
プログラムを改善するため、隋唐以来の科挙制度を廃止して、それに代えて日本への留学
を行なうようになった。
また、日本の勝利は有色人種だけでなく、ロシアに抑圧されていたポーランドやフィン
ランドの独立にも寄与したとされる。フィンランドでは「トーゴー」という名はビールの
銘柄になっているほどだ。
日本海海戦勝利の意義は、日本にとってみれば、自国の防衛が第一であって、当時の日
本として、他民族の独立まで考える余裕などなかったに違いない。しかし、「結果」を見
れば、日本の勝利は、世界史の流れを変えるほどのインパクトを持っていた。それまでの
「世界史」といえば、コロンブス以来の白色人種中心の世界史に他ならなかった。しかし、
日本の勝利によって、白色人種以外の国であっても、世界史上のプレーヤーたりえること
を示したのである。
この意義はいくら強調しても強調しすぎるということはないほどなのだが、不思議なこ
とにこの勝利から103年を経た現在では、この世界史の流れを変えたほどの壮挙を祝う
こともなければ、思い出すこともない。
しかしながら、ほかでもないわが国が、私たちの祖先が実現したことである。もっと感
謝と誇りの気持ちをもって、全国民的に思いを致す機会があってもよいと思うのだが。
(日下部晃志)
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博多21の会・教育委員会 委員長/(株)OREC 代表取締役社長 今村健二 氏
【競争原理で学校の質的向上を 1 】
記者/ 通学する学校を選択できる利点はどこにありますか。
今村/ 学校選択制になれば父兄は、どの学校を選ぶか学校公開日などを利用して、子ど
ものために情報を集めなければなりません。どの学校が子どもの個性や体質に合っ
ているのか、将来の幸せにつながるかなど真剣な情報収集は、父兄ひいては地域社会が子
どもたちの教育について真剣に考える機会を提供するという効果を呼びます。
一方、父兄を中心に地域社会が学校に関心を寄せて関わるようになることは、子どもた
ちを受け入れる学校側に質を競うという意識が高まり学校教育の質を上げていくという効
果がでて来ます。

その他、学校を選択することでいじめを回避することや、通学路の安全を確保するなど
の問題にも対処できます。経営者の立場から現在の教育現場を見た時に、学校間に質を競
う競争原理がないことが、学校教育全体に体質的な問題を引き起こしている大きな要因だ
と思います。
質の競い合いを行うことが、今の学校教育の現場には何より必要であり、そういう点か
ら、学校選択制導入は有効な方策です。
つづく(インタビュー・清田進)
━━ 博多21の会URL http://www.hakata21.net/
━━(株)OREC URL http://www.orec-jp.com/
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フランスのエネルギーといえば、誰でも思い浮かべるのが原子力であろう。フランスは
エネルギー資源に乏しい国であるが、47.2%という高水準の自給率を維持している。
それは同国が73年の第一次石油危機を契機として省エネルギーと現在電力のおよそ78%
をまかなう原子力発電を中心とするエネルギー計画を策定・推進して来た為である。
そんなフランスが近年「自然エネルギー」の開発を進めているという。
「自然エネルギー」とは、化石燃料や原子力燃料を燃やしてエネルギーを取り出すのでは
なく、風力や、水力、地熱など自然由来のものから取り出すエネルギーのことで、電力を
作るのにCO2を発生しないことから「クリーンエネルギー」とも言われているが、なぜ
原発先進国のフランスが、わざわざ、「自然エネルギー」の開発を進める必要があるのだろ
うか。
まずは、EDF(フランス電力公社)の新エネルギー担当者シルヴァン・ゲニャール氏
に連れられ、パリ郊外のエソンヌ県アブリの風力発電用風車のサイトに行った。

見渡す限りの田園地帯に、ブレードの直径42m、高さ90mの巨大な発電用の風車が
約300m間隔で20機以上並んでいる。この風車1基で、約8万人分の生活に必要な電
力がまかなえるという。ゲニャール氏によれば、この地域の風車は今後44機に増えるそ
うで、こういうサイトがフランスの国中にあり、現在は総発電量に占める割合は1~2%
だが、将来は5~10%に引き上げるという。そして、風力発電を普及するために、火力
や原子力発電で発生した電気(5セント/1kw)よりも高い市価(8セント/1kw)
で取引するのだという。
「さすがヨーロッパの国は違う。環境にも配慮しているんだなぁ」と危うく思いかけた
のだが、よくよく考えてみれば、フランスのお家芸でもある原発も、CO2は出さない
ではないか。それにも関わらず、「自然エネルギー」の開発を進める理由とは一体何な
のだろうか。
その理由の一端を、風車の建設現場で垣間見ることができた。(つづく)
つづく(レポート・日下部晃志)
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120回連載企画
対アジア拠点空港としての北九州空港整備考 その38回
●○ 対談「児玉が聞く」/(株)安川電機 取締役社長 利島康司 氏
●○ 北九州・福岡都市圏で空港整備を・リーディングカンパニーからの助言 その3
《スターフライヤーへの期待》
児玉/ 北九州空港を母港とするスターフライヤーは、地元企業が一丸となって設立され
た新規航空会社です。御社も設立にむけ中心的に寄与されましたが、就航2年を過
ぎたスターフライヤーについてのご感想は。
利島/ 2007年のデータによると、当社は年間約6,400往復のスターフライヤー羽田
(東京)線の利用実績があります。私自身は、月に最低4往復は搭乗していますが、
カウンター業務から機内サービスまで、現場の皆さんから一生懸命さが伝わってきます。
機体には「City of Kitakyushu」とが都市名が入っていまして、北九州都市圏の顔とし
て飛んでもいるわけですから、現場の頑張りは頼もしい限りです。

業績も07年下期は黒字ベースで来ていますし、一層頑張ってほしいですね。
つづく(文・構成/清田進)
━━(株)安川電機 URL http://www.yaskawa.co.jp/
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■ 北九州から飛ぶ東京! スターフライヤー http://www.starflyer.jp
■ 始発5:30 北九州エアターミナル http://www.kitakyu-air.jp/
■ とべとべ北Q 北九州空港振興協議会 http://www.tobetobekita-q.jp/
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