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積水ハウスの建築士など一級建築士4人の免許を取り消し ~ 国土交通省
社会
2008年12月20日 08:03

 12月16日に国土交通省が一級建築士13人を12月3日付で懲戒処分にした。免許取り消しとなったのは4人で、残りの9人は1ヶ月から6ヶ月の業務停止処分。
 主な処分理由は、一建設(株)(本社:東京都練馬区、代表:小泉 公善氏)と(株)アーネストワン(本社:東京都西東京市、代表:西河 洋一氏)が、それぞれ分譲した木造2階建て住宅で、建築基準法の構造基準を満たさない壁量で設計し、耐震強度不足を招いた設計担当が、2人の免許取り消しと1人の3ヶ月の業務停止。
 残り2人の免許取り消しは、戸建て住宅の確認申請代理者として、虚偽の建築確認番号を施工者に通知したり、虚偽の確認済み証を作成していた。そのうち1人は建築士事務所登録の有効期間が過ぎたのに更新せずに設計の報酬を得ていた。
 業務停止6ヶ月の1人は、田村水落設計が構造設計にかかわった建物の元請けの設計者。
 また、大手ハウスメーカーの積水ハウス(株)(本社:大阪市北区、代表:阿部 俊則氏)の管理建築士1人が、「管理と適正の確保が不十分」で1ヶ月の業務停止となった。これは、08年5月に、建築確認を申請しないまま広島市内でアパート2棟を着工し、設計した同社の担当者が確認申請を出さずに、架空の確認番号を現場に掲示していたことによる。この担当者は建築士の資格を持っていなかったので、処分の対象とはなっていない。
 この件については、国交省中国地方整備局が、12月12日付で同アパートの工事監理者を務めていた同社の一級建築士1人を戒告としている。工事監理に必要な設計図書が建築確認を受けたものであることを、確実な方法で確認することを怠ったことによる。

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