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「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (9)
直撃インタビュー
2009年2月 5日 09:30

「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー―これからのスモールネットビジネスとは具体的にどういうことですか。

堀江 僕はアメブロを使っているんですが、たとえばアマゾンを利用する場合は書籍を紹介して、そこを経由してアマゾンで本を買えば紹介料が入ります。紹介した本そのものよりも、そこから入ってアマゾン内でどれだけまとめ買いしてくれるかの方が重要だと最近気づきました。

 グーグルやアマゾンの登場でスモールビジネスをしやすい環境になりました。また、ページビューをキャッシュに替えられる時代がいつか来るだろうなと思っていましたが、その通りになりました。

 動画に関しても、5分くらいのものならネットで結構見られます。言いかえれば、テレビなども5分で見られるような内容に凝縮するという方に頭を切り替えればいいのかなと思います。テレビの人は30分、1時間という尺度が頭に入っているでしょうから、すぐには無理でしょうが、そこを切り替えれば相当変わると思いますよ。

 テレビCMなんかも本当に発想を変えた方がいいでしょうね。話題性のあるCMはユーチューブで見せた方がいい。ブランディングの面では、「テレビで流しましたよ」というのがプレミアム感になるかもしれません。ただ、商品の宣伝などは絶対にネットベースですよ。上手くそれを使えるかについては、もっと確信犯的にやるところが出てきてもいいのになと思います。

 ネットのベースはもうできているから、あとはそれをどう活用するかだけだと思います。技術的差異とかではなく、アイデア一発勝負という気がします。たとえば、僕はブログで何かを売るという行為自体がすごくおもしろいと感じているんですよね。前の会社でやっていたものでいうと、高級おせち料理がすごく売れるんです。年に一度のぜいたくだから、結構買っちゃうんでしょうね。僕のブログで紹介した時もすごく売れて、かなりの紹介料をもらったこともあります。10万円のものが100個売れれば1,000万、そこから原価と紹介料を差し引いたものが先方の利益だなと。たとえば、そういうマーケティングが面白いんです。

 芸能人のブログなんかはまだまだ開拓されていないと思います。トップクラスで1億ページビューあるようですから、そういうところで商品を紹介すると相当売れるらしいです。そういう宣伝広告の方法もあるということです。

 ネットビジネスにとって、今のこの不況は追い風だと思います。これだけ不況だと、必ず安い商品を買いに行くでしょう。これまでわざわざネットで比較してまで買わなかった層も、ネットで買い物をするようになるでしょうし。だってどう考えてもネットが安いですからね。

【大根田康介】

堀江貴文氏のブログ→六本木で働いていた元社長のアメブロ

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