福岡市役所西側のふれあい広場が、一面緑の芝で覆われ、涼しげな姿に一変。環境省が「クールアース・デー」と定める7日、完成の記念式典が行なわれた。都市部のヒートアイランド対策の一環として企画されたこの人工芝は、芝面、下層部のマットレスのいずれもが保水性をもち、水分が蒸発する際に大気中の熱を奪うことで冷却される仕組みになっている。実際の温度も、白色タイルよりも2~3度低くなることが実証され、今年から6~7年間敷設する計画という。福岡市では「都心におけるクールスポットの創出」のモデル事業と位置づけているが、約1,650㎡にかけられた事業費は4,349万4,000円。果たして税金の使い道として妥当と言えるのだろうか?!