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激戦!福岡2区 走る稲富修二氏
政治
2009年8月27日 08:00

 激戦の福岡2区、自転車遊説の民主新人・稲富修二氏を追った。
 
 世論調査でリードが報じられても民主新人・稲富修二氏の厳しい表情に変化はない。2005年の総選挙で福岡11区から立候補して一敗地にまみれるが、07年の県知事選では健闘するも落選。今回3度目の選挙となる稲富氏にとっては背水の陣である。2区の公認候補に内定して1年9ヶ月。自転車で選挙区内を遊説し、公民館などでの集会も含めた演説回数は3,400回にもなろうとしている。自転車で走り回る姿は、多くの市民の目に強く印象づけられているようだ。
 
 東大を出て商社勤務、そして松下政経塾を経た稲富氏は、古い自民党の代表でもある山崎氏に対して、新旧交代を訴え知名度を上げてきた。民主党への追い風を受けて、支持を拡大しつつある。連合福岡の推薦を受けているとはいえ、「連合組合員の居住者名簿すらない」(選対幹部)状況下、組織力では山崎氏に及びもつかない。稲富氏の武器は、若さと行動力。自転車で選挙区内を駆けめぐり、参加者が1人しかいない集会でも愚直に政策を訴える。
 
 稲富氏が訴えてきたことはひとつ。「税金の使い方を変える」ということだ。税金の使い方を変えたら日本は変わる、これだけを繰り返し訴えている。そのためには、中央官庁主導の予算編成を改め徹底的にムダを削減、その分を子育て、教育、年金、高齢者などのために充てる、と主張する。もちろん「財源がない」という批判や「ばら撒き」という声にも耳を傾け、「できないという理由をあげるより、ムダを省き、国民に直接手当てするほうがはるかに有益だ」とていねいに説明している。
 マスコミの多くが「稲富有利」を伝えるなか、「投票箱が閉まるまでわからない」と気を引き締める稲富氏。「チェンジ」を成就させるまで、自転車遊説は続く。

稲富修二氏

【総選挙取材班】

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2011年7月27日 18:05
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