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初代糸島市長は松本嶺男氏(福岡)
社会
2010年2月15日 08:00

 前原市、二丈町、志摩町の合併にともない誕生した「糸島市」の初代市長が決まった。

 合併後の市政の舵取りを、自民・公明をバックの従来型にするのか、あるいは政権政党となった民主の推薦を受け、民間の視点で改革を訴える新人に任せるかで注目された糸島市長選挙は14日、投・開票が行なわれ、無所属で前・前原市長の松本嶺男氏が、民主・社民推薦で新人の環境デザインコンサルタント・佐藤俊郎氏を藪って当選を果たした。
 
 松本氏は65歳。2005年に県庁職員から旧前原市長に初当選。前原市としては最後となった昨年9月の市長選挙で2回目の当選を果たしていた。選挙戦では、これまでの行政経験を「実現力」として前面に押し出し、九州大学との連携、企業誘致による雇用の創出、行政サービスの充実等を訴えるとともに、前原市長時代の財政改革や合併実現といった実績を強調した。
 
 松本、佐藤両氏による事実上の一騎打ちだった昨年の前原市長選挙では、政権交代の余勢を駆った佐藤氏が善戦。現職の松本氏に約2000票差と迫った。危機感を抱いた松本陣営は、自民・公明の推薦を受けないなど政党色を出さない選挙スタイルに転換。後援会をフル回転させ支持を拡げた。
 かつて県企画振興部長を務めていたことで、県町村会を巡る贈収賄事件の影響を懸念する声もあったが、自民、公明の支援も生かし、佐藤氏を突き放した。

 一方佐藤氏は、民主党・藤田一枝衆院議員の支持者らを中心に選挙戦を展開、前半戦は有利に戦いをすすめたものの、終盤にかけて失速。小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る一連の騒ぎや、鳩山首相の偽装献金問題が影響を及ぼした可能性は否定できない。

【選挙結果】
松本 嶺男(65)無所属・新 29,141
佐藤 俊郎(56)無所属・新 21,908
(投票率:65.29%) 

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