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福岡市長選 拡がる吉田包囲網(下)
社会
2010年3月15日 09:12

 民主党推薦で再選を目指すと見られる吉田宏福岡市長だが、政権交代から半年、期待された民主党には昨年までの輝きが無くなっている。長崎知事選をはじめ、全国的に注目された首長選はもちろん、福岡県内の筑後、糸島といった地方選でも惨敗が続く。鳩山首相や小沢幹事長による「政治とカネ」への怒りは収まりそうもない。

 一方、吉田市長の市政運営を批判して市長選出馬を予定する陣営や個人は、今後ますます動きを活発化させそうだ。

 人工島事業やこども病院人工島移転に反対するグループは、取材に対し、「必ず候補者を擁立する」と明言。現在2人に絞って話し合いを進めているという。どちらかが出馬するということだ。共産党も子ども病院移転反対の活動を続けているが、前述のグループとは別に候補を出すと見られている。

 1党1派に属せず、市民党の立場で立候補を模索する動きもある。この個人を含め、現在のところ、事実上4人の立候補予定者がいるということだ。

 前回市長選で一敗地にまみれた自民、公明。とりわけ自民党市議団の動向が注目されるが、5人の選対委員を決めたものの、実質的議論はなされていないという。関係者の話によれば、同党市議団は、ベテランと中堅・若手の間で考えに違いが出ており、今後の火種となりそうだ。ある中堅市議は、「吉田(市長)に相乗りすることは絶対にない。それは自民党の自殺行為だ。梅雨頃から一気に事態が動く」と語る。

 夏の参院選の状況と絡みながら、5~6月には各陣営の動きが顕在化しそうだ。

(つづく)

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