(株)原弘産
存続の意義を問われる
■総合不動産（東京）／(株)プロパスト
ジャスダック上場 民事再生法適用申請 負債総額 554億4,700万円
代 表 ： 津江 真行 ほか１名
所在地 ： 東京都渋谷区恵比寿1-30-1
設 立 ： 1987年12月
資本金 ： 41億6,945万円
年 商 ： （09/５連結）約855億6,300万円
５月14日に同社は東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は鈴木学弁護士（西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話：03-5562-8500）ほか。監督委員は土岐敦司弁護士（成和明哲法律事務所、東京都港区虎ノ門 4-3-1、電話：03-5408-6160）。負債総額は554億4,700万円が見込まれる。
■建築工事（熊本）／南九州建設（株）
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約４億円
代 表 ： 前田 昭三
所在地 ： 熊本市白藤2-5-1
設 立 ： 1973年６月
資本金 ： 2,000万円
年 商 ： （09/１）２億7,816万円
５月17日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は衛藤二男弁護士（桜樹法律事務所、熊本市水道町14-2、電話：096-278-7270）ほか１名。負債総額は約４億円が見込まれる。
■重機土木ほか（鹿児島）／（有）双葉重機
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約１億8,000万円
代 表 ： 山地 誠
所在地 ： 鹿児島市唐湊1-20-19
設 立 ： 1995年４月
資本金 ： 500万円
年 商 ： （09/３）３億648万円
４月30日に決済不調となった同社は、同日付で事業を停止し、破産手続申請の準備に入っていたことが判明した。担当は宮原和利弁護士（宮原法律事務所、鹿児島市山下町15-11、電話：099-223-0007）。負債総額は約１億8,000万円が見込まれる。
■建築工事（大分）／（有）足立建築事務所
受注不振 債権者判明 負債総額 8,713万円
代 表 ： 足立 信治
所在地 ： 大分県臼杵市江無田239-3
設 立 ： 1995年３月
資本金 ： 300万円
年 商 ： （09/２）約２億円
５月７日、同社は大分地裁から破産手続開始決定を受けた。申請代理人は安部茂弁護士（弁護士法人いつき法律事務所、大分市荷揚町10-13、電話：097-537-1133）ほか２名。破産管財人は松田健太郎弁護士（まつだ総合法律事務所、大分市中島西1-1-28、電話：097-535-1515）。負債総額は8,713万円が見込まれる。
４月27日、（社）九州住宅建設産業協会（九住協）の第10代目理事長に、副理事長であった（株）コーセーアールイー代表取締役の諸藤敏一氏が就任した。1962年に小田弥之亮氏が初代理事長に就任してから約半世紀。
○福岡市の人口を増やし 活気みなぎる活動を
○行政とも深く関わり 都市構想の実現へ
○関係者一丸となり 魅力ある街づくりへ
■特別企画・九住協新理事長就任記念
九住協新体制への期待 結束力を強め大規模開発を地元企業に
国および地方公共団体の住宅政策に協力し、住宅・宅地の経営事業および宅地造成事業の発展や、社会福祉の増進を進める（社）九州住宅建設産業協会（略称：九住協、所在地：福岡市博多区）の新理事長に（株）コーセーアールイー（本社：福岡市中央区）の諸藤敏一社長が就任、同時に新本部の役員も決定した。
○大開発は大手に委ねられる
○福岡には大規模開発が残る
■流通大競争時代
MrMax、業績上昇は本物か？ 不動産頼みは変わらず
MrMaxが消費者の低価格志向の追風に乗り切れない。2010年３月期は３期ぶりに経常増益に転換したものの、売上、利益とも予想を下回り、売上高経常利益率は１％に届かなかった。不動産事業に傾斜し、本業の商品力強化に手を抜いてきたことが響いている。
○売上、利益とも予想下回る
○食品の出遅れ響く
○スーパーセンターに出遅れ
企業アーカイブ
「牛丼戦争」ついに決着 「すき家」が「吉野家」に勝ったワケ
「牛丼戦争」の勝負がついた。勝ったのは牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー（小川賢太郎会長兼社長）。敗れたのは牛丼の本家「吉野家」を運営する吉野家ホールディングス（安部修仁社長）。
○吉野家が売上２ケタ減
○元東大の学生運動活動家
○BSE事件をめぐり亀裂
○価格戦争を仕掛ける
特集・不動産業界、変わりゆく構図
生き残りの命運を決めたもの 福岡ゆかりの上場企業の選択
GW明けの５月６日、ジャスダック上場の（株）コマーシャル・アールイー（以下「CRE」）が民事再生法の適用を申請した。同社をジャスダックに上場させた代表の甲斐田啓二氏は福岡と縁が深いことはよく知られているが、いまだ沈静化しない不動産不況の波に抗えず、事実上の倒産となった。
○不動産プチバブルで急拡大したCRE
○投資用アパートに特化したシノケングループ
○事業展開が分けた各々の命運
特集・不動産業界、変わりゆく構図
ダヴィンチとケネディクス 浮き彫りになった力の差
上場不動産会社の倒産はここ最近なりを潜めていたが、５月６日にコマーシャル・アールイー（CRE）が、さらに同14日にはプロパストが民事再生法の適用を申請した。ただ、2008～09年にかけて起こった不動産会社倒産ラッシュを経験しているせいか、市場関係者の受け止め方は冷静だった。
○淘汰から再編へ
○収益力の差は歴然
○明暗を分けたもの
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