6日、国土交通省(以下、国交省)は、2010年度「高速道路無料化社会実験」における実験開始後の交通状況について発表した。同発表により、八木山バイパス(篠栗~筑穂)の平日における交通量が、実験前(6月21日~25日)に比べ、実験中(6月28日~7月2日)の交通量は約2.2倍(225%)になっていることが分かった。ちなみに、最も交通量が増加したのは、東北中央自動車道(山形上山~山形中央)で、約4.2倍(422%)となっている。
国交省は、「実験前に高速道路利用が進んでいなかった地方部の区間ほど、多くの利用がなされている傾向」としている。また、同実験による観光地の動向として、道の駅「かまえ」(大分県佐伯市蒲江)の土日(3日、4日)の利用客が前週比で約1.5~1.8倍になっていることを例に出した。なお、この道の駅では、同実験に合わせ、焼き岩ガキの試食販売などを実施していた。
また、同パイパスに並行する国道3号線(八代日奈久道路・八代南~日奈久間)では、実験中(6月29日)は、実験前(6月22日)の71%と減少。全体平均で約82%と、約2割減少していることが分かった。
前原誠司・国土交通大臣は、今回の結果について「やはり並行する一般道への負担軽減効果、そしてそれによる渋滞が無くなっている、緩和されているといった点が非常に大きなメリットではないかと思っております。また、先ほど大分の事例で申し上げましたけれども、こういった社会実験に合わせて様々な取組をしていただければ、地域興し、あるいは物販等の販売促進につながっていくのではないかと思います」との発言をしている。
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