○犯罪に対して
　現在、福岡市は、犯罪発生率という点では全国でも悪いほうから上位の席を占め続けている。これについては、専門的に対処する組織を置いて、日本一、安全・安心の街を目指したいと思う。

○三つの「突破力」
　私は、現状と戦うという姿勢ではなくて、現状を軽く突き抜けて、新たな場面に展開しようと思っている。これを、私は「突破力」と表現している。この「突破力」をもって、私は、「役所」、「世界」、そして、「規制」を突破していく。
　第一に、「役所突破」である。これは、これまでの前例踏襲主義をやめて、真に市民のために役立つ市役所となるよう、組織改革をするというものだ。また、日本一、安全・安心な街をつくり、地域の暮らしを活性化させるために、専従の組織を置き、教育予算には、一般会計の1割を確保する。
　第二に、「世界突破」である。「世界のFUKUOKA」、「アジアの拠点都市FUKUOKA」とするために、私自身が福岡のセールスウーマンとして、福岡ブランドの商品を海外に売り込み、海外からの投資を呼び込んでいく。
　第三に、「規制突破」である。規制の考え方から脱却して、「心と暮らしを豊かにする地域ビジネス」という新しい働き方を作るのだ。保育園と高齢者施設とが結びついた幼老共生社会、埠頭地域の様々な法的規制の見直しなど、新たなものを作るのではなくて、今あるものを結びつける、そういった方法をとっていきたい。これは、現場主義の、女性である私が、とりわけ、強力に実行できる分野であると思っている。

○待機児童問題
　今、2,200人の待機児が存在している。この問題に対しては、今すぐ、待機児ゼロにしなければならない。私は、これを保育園と幼稚園との話し合い・協力のなかで、1年で解消したいと思っている。

○子供病院の計画について
　あらゆる方面から、再度、考え直す必要があると考えている。