7人が出馬意思を表明し、日に日にヒートアップしている福岡市長選。今回は少し見方を変えて、「ツイッター」における各候補者の動きを調べた。「ツイッター」は政治家でも多くの人が取り入れており、そこでの発言がマスコミに取り上げられる機会も増えてきている。
9日午後11時の時点で、「ツイッター」を利用していることが確認できたのは、元佐賀市長・木下敏之氏(50)、元予備校講師・飯野健二氏(49)、元KBCアナウンサーの高島宗一郎氏(35)の3名。それぞれの「つぶやき(ツイッター上での発言)」を閲覧できるように登録している人(フォロワー)の数では、木下氏が348、高島氏が1,876、飯野氏が4,150であった。
一歩リードしている飯野氏は、20代の若者を中心としたネット上での選挙戦術を展開していると公言。高島氏はアナウンサー時代から利用、出馬意思表明を境に「つぶやき」は市長選ムード一色に。木下氏は、日々の活動内容などをつぶさに報告。それぞれにフォロワー数を伸ばしている。
禁止されている告示(公示)後のホームページやブログ(ツイッター含む)の更新は、公職選挙法の改正が持ち越しとなっているものの、近く解禁される見通し。
「ツイッター」は、活動の日時・内容の告知や支持者とのコミュニケーションに利用できる。7月の参院選においても多くの候補者が活用しており、福岡市長選挙においても各候補予定者が「つぶやき」はじめる可能性は高い。
<追記>
なお、元市教育長の植木とみ子氏(61)も「ツイッター」を利用しており、「今後も毎日つぶやいていきます」とのコメントが寄せられた。
各候補予定者のIDは、「ツイッター」上において本稿で表記されている名前(木下氏のみ「木下としゆき」で検索)で検索すれば確認できる。
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