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恐慌来たる弁護士業3選
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2010年10月21日 08:40

1.ノキ弁の悲惨

  昨年はどうにか福岡弁護士会が全力をあげて、登録した新弁護士達を各事務所に採用することができた(通称・イソ弁)。
 ところが2010年の今年は、絶対に不可能だ。不況の影響で、各弁護士事務所も大幅な減収になっている。今年は「ノキ弁」が急増する傾向がある。「ノキ弁」とは、「軒下弁護士」と書けば理解されるであろう。弁護士事務所の空いている席を借りて、開業する弁護士のことを指す。当然、給料はゼロ。独立した月から、自らの力で稼がなければならない運命が待ち構えている。こうなると、弁護士事業の開業資金ローンが必要となる。はたして金融機関が、この事業資金の融資に魅力を感じるであろうか!!

2.「武富士」会社更生法申請の波紋

 多重債務者の不当利息返還訴訟で、暴利をむさぶっていた弁護士事務所が数多くある。こういうところは、今回の「武富士」の会社更生法の申請には悲鳴をあげているようだ。
 というのは、不当利息返還金額が大幅にカットされるからだ。返還金を当て込んでいった事務所は大半が放漫経営に走っていたから、減収となれば戦慄が走る構造になっている。今後予想されることは、一見客から不当に高い弁護料を巻き上げる事態が生じることだ。また、「労働審判」を煽って荒稼ぎする弁護士も増えてくるであろう。

3.新たな弁護士業の出現に期待を!!

 従来の弁護士業は、トラブルが生じてからの対処(医療で言えば外科手術)で荒稼ぎをしていた。だからこそ、「先生」と呼ばれ尊敬されてきた。
 しかし若手の弁護士達は、先輩たちの分野には容易に食い込めない。そこで、予防医学ならぬ、リスク防止のための弁護士事務所が出現し始めた。名付けて「経営法律事務所」である。また、中国ビジネスの将来性を見込んで、中国に特化した事務所を開設する若手弁護士の登場も見られる。まさしく弁護士業も、「ベンチャー魂」がないとジリ貧になるということか!!

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