「セールスレップ」―聞きなれない言葉かもしれないが、これはメーカーと販売先とを結ぶ橋渡し役で、商品企画や販路拡大の役割を担う。特に中小企業においては、販売員を新たに雇用し、教育することが難しいなど諸問題を抱えているなか、業績アップの秘策として期待されている。
　（株）レップス（本社：北九州市小倉北区、山岡 一幸代表）は、その社名の由来にもなっているセールスレップを推進している企業だ。山岡代表は、金融機関勤務を経てシステム会社で様々なシステム案件を経験してきた実績がある。中小企業が抱える問題を「セールスレップ」としての観点から解決へと導き出す手法を採用している。
具体的には、代理店管理システムである。このシステムの最大のメリットは、FC本部は１名のオペレーターで代理店を管理、またリアルタイムでの現状把握が可能なこと。また、代理店側には容易にそれぞれの状況把握ができ、情報の共有が可能なことがある。そのうえ、このシステムの導入にあたっては特別な設定が不要であることも大きなメリットである。
　金融機関、およびシステム会社で培った経験から生まれたシステムは、FC形態企業にとって最適なシステムとして各方面からの評価は高くなっている。山岡代表は同社のこれからのキーワードを、（1）マネジメントレップ、（2）ビジネスレップ、（3）セールスレップとしている。「レップ」という概念を販売という側面からだけでなく、マネジメント、さらにビジネスという側面からかかわっていくことが、同社の最大のパフォーマンスである。

【発信！北九州】

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