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行政

福岡県　Ruby・コンテンツ産業振興センターがオープン

行政

2010年12月18日 08:00

　福岡県は福岡東総合庁舎（福岡市博多区）内に『福岡県Ruby（ルビー）・コンテンツ産業振興センター』を開設する。生産性の高い日本発プログラミング言語『Ruby(ルビー）』によるソフトウェア産業の振興やゲーム・アニメなどのコンテンツ産業の振興を図るため。

　同センターにはRuby・コンテンツ企業向けのレンタルオフィスや、ゲーム・アニメなどの音声を収録する録音室、セミナールームなどの研修施設があり、全室で無線ネットワークが利用可能となっている。また、ソフトウェア製品開発サポートのための専用サーバー利用サービスも行なう。
　館長にはRubyの開発者である「まつもとゆきひろ」氏が、コンテンツ戦略アドバイザーとして(株)ＤＬＥ(ディーエルイー)の「椎木隆太(しいきりゅうた)」氏が就任予定となっている。

　福岡県では今後、このセンターを核として地元企業の研究開発、人材育成、ビジネス機会の拡大などの総合的な支援を行なっていくとしている

　また10年12月20日16時より、センターの開所式が開催される。開所式には麻生知事、まつもとゆきひろ氏、椎木隆太氏のほか地元企業・関係者が多数出席予定となっている。

■『福岡県Ruby（ルビー）・コンテンツ産業振興センター』開所式
（10年12月20日（月）16時～）

＜オープニングセレモニー＞
（時間：16:00／会場：福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター）
　主催者あいさつ
　来賓あいさつ
　テープカット

＜記念講演会＞
（時間：16:45／会場：ホテルセントラーザ博多）
　○まつもとゆきひろ氏　「Rubyは世界のソフトウェア産業を変える」（仮題）
　○椎木隆太氏　「福岡発コンテンツの世界展開」（仮題）

＜交流会＞
（時間：18:00／会場：同ホテル）
　会費：3,000円

　※講演会、交流会は誰でも参加可能。
　※開所式などの様子は、ユーストリーム（動画共有サービス）で全世界に配信予定。

《まつもと氏プロフィール》
　プログラミング言語「Ruby」の開発者。(株)ネットワーク応用通信研究所および楽天技術研究所にフェローとして勤務。また、Rubyの普及を支援する団体として設立された「Rubyアソシエーション」の理事長を務める。Rubyの普及と発展のために国内外で活躍。

《椎木氏プロフィール》
　(株)DLE代表取締役。ソニー(株)での海外勤務を経て、映像コンテンツ制作会社を設立、2003年に社名を(株)DLEへ変更。インターネット上で配信するアニメーション制作分野で活躍し、国内外の注目を集めている。10年３月からは、福岡県海外戦略アドバイザーに就任。

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