25日、ロイヤルホールディングスは、株主総会を開催、今井明夫前会長と榎本一彦最高顧問が取締役を退任した。また、元社員による役員刷新の株主提案は否決された。今井前会長ら役員・社員など13名の株主は、今年１月「取締役による会社の私物化」を指摘し役員刷新の提案を行なった。この行為により２月３日に今井氏は会長職を解任された。その後、東日本大震災が発生したことを理由に今井氏ら12名は、３月17日付で提案を取り下げたが、１名は取り下げていなかった。

　新たに取締役に選任されたのは、アールアンドケーフードサービス（株）代表取締役社長の野々村彰人氏、ロイヤルホスト（株）取締役副社長の黒須康広氏、ロイヤルホールディングス執行役員経理部長兼ロイヤルマネジメント(株)取締役副社長・木村公篤の３名。再任された取締役は、菊池社長、矢崎精二氏、末吉紀雄氏（コカ・コーラウエスト(株)代表取締役会長）である。

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