６日、(株)ミスターマックス（本社：福岡市東区、平野 能章社長）は11年３月期 決算（非連結）を発表した。
　当事業年度の営業収益は前期比0.4％増の1,039億1,800万円、経常利益は同比36.0％減の６億3,300万円、当期純利益は同比97.9％減の1,800万円となった。
　資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額３億500万円を特別損失に計上している。
　またプライベート・ブランド商品の売上高は前期比27.0％増の163億6,100万円となった。

　当事業年度より、商品が顧客に販売されると同時に商品の仕入が発生する「消化仕入」について、従来は売上高および売上原価を総額で計上していたものを、売上高と売上原価を相殺して純額にて売上高を計上する方法に変更したことから、前事業年度と比べ当事業年度の売上高および売上原価は51億2,200万円減少している。
　なお、従来の計上方法で売上高を計上した場合の営業収益は、４店舗の新店効果もあり前期比5.4％増の1,090億4,000万円としている。
　収益面については営業収益が増収となったものの、出店に伴う費用の増加を補えなかったとしている。

　新規出店については８月に南船橋店（千葉県船橋市）、11月に春日店（福岡県春日市）、12月に越谷店（埼玉県越谷市）、吉塚店（福岡県福岡市）を開店し、期末店舗数は48店舗となった。春日店と越谷店は「スーパーセンター」として出店し、当事業年度末における「スーパーセンター」は４店舗となった。南船橋店はディスカウントストアの大型店（2,600坪）、吉塚店は中型店（1,220坪）の出店となった。
　改装店舗については４月に八本松店（広島県東広島市）を増床し「スーパーセンター」へ変更。また10月には長崎店（長崎県長崎市）、土井店（福岡県福岡市）の全面改装を行なった。

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