今の住宅は次世代省エネルギー基準を満たす高断熱や高気密になったが、その反面、建物の壁や床が厚くなり、地盤面が冷えたままで湿気が高く結露が発生しやすくなっている。それを踏まえて、今後の住宅の問題や対策について、健康住宅の第一人者である福岡大学工学部の須貝高教授に聞いた。
<日本の風土に対応する>
―昔の建物が腐るということは耳にしませんが、何が違うのでしょうか。
須貝 神社や仏閣など、昔の建物の床下は人がしゃがんで入れるほどの空間をとっています。また軒が大きく、天井を高くして風通しの良い広い空間と、大きな屋根裏空間のおかげで夏場は涼しく、非常に排水性が高いのです...(⇒つづきを読む)
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