<新聞・雑誌通販で時代を先取り>
家庭薬メーカー各社の、商品の認知・拡販のための努力と、そのためのチャレンジ精神にも目を見張るものがある。
一例を挙げよう。救心製薬は、商品発売当初(大正末期)、「ひとつぶぐすり」の商品名で発売したが、その後「ホリ六心丸」に改名。さらに、愛用者からの「心臓によく効く」との声を受け、製剤の改良を加えて、ネーミングも印象に残りやすい「救心」に改名した。改名後は通信販売をスタートし、新聞・雑誌などによる広告宣伝を積極的に行なって愛用者を広げていった。昭和30年代には、当時大人気だった喜劇王と言われたエノケンこと榎本健一氏、古川ロッパ氏、柳家金五楼氏の3人を一堂に集めた新聞広告で注目を集めるなど、絶えず時代を先取りした販促を行なった...(⇒つづきを読む)
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