玉石混交といわれる健康食品をいかに消費者に安全に提供するか。健康食品業界は様々な認定制度を用いて安全と安心の確立に腐心している。一方、健康食品業界と医薬品業界の間にはいまだに高い壁が存在し、両者の共存は成り立ち難い。健康食品を扱う製薬メーカーの集まりである薬業健康食品研究会。吉岡代表実行委員に解決策を聞いた。
<業界を挙げて健康食品の広報を>
――GMP基準はなぜ普及しないのでしょうか。
吉岡 安全性をチェックする場合、健康食品の多くは有効成分が濃縮された形で配合されていますので、もともとの原料となる食品の安全性とは比較できないわけです。食品は混合複合体でいろいろな成分が混ざっていますし、食べる量も限定されますが、健康食品になると、ある特定成分を大量に摂取することになります。従って、原料となる食品の安全性の段階で安全性が確認されたとしても、濃縮成分を製品化した健康食品の安全性をチェックしなければ安全とは言えないのです...(⇒つづきを読む)
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