雪で博多の街が白く覆われた2月19日(日)、親富孝通り(福岡市中央区)にて、地域活性化のためのイベント「親コン」が開催された。早朝の曇天も午後からは晴天に。受付開始の午後3時にはさっそく参加者が、受付会場に集まってきた。
<街コンに対する興味が高まる>
申し込み150名に対し、当日の参加者は135名(男性63名、女性72名)。なかには、天使の格好をした実行委員に「親コンに参加しない?」と誘われて、飛び入り参加したという男性陣もいた。嬉しいのは、非常に寒い日だったにも関わらず、キャンセル率が10%と非常に少なかったこと。しかも無断欠席者はひとりもいなかった。
参加者は、南は鹿児島、東は山口と遠方からも多数訪れていた。そのうちのひとりに、「ここに来るまでに大変じゃなかった?」と問いかけると「ええ、もう大変でしたよ~。でも来ることができて良かった!」とニッコリ。90%という参加率は、親コンにかける熱い想いの表れだ。また、「東北であった街コンの話を友人から聞き、興味がわいてネットで検索したところ、今回のイベントがあることを知って参加した」という声も聞かれ、若者の間で"街コン"に対する興味や期待が高まっているのがうかがえた。
受付を済ませた参加者は、実行委員が順に、親コンに参加した6店舗の飲食店(参加店舗は、振子、楽天庵、餃子の王将、パレスワールド、Café Nova、Private Bar、以上、順不同)へご案内。なかには案内役がいないと見つけにくい店舗もある。案内役がいて、本当に助かった!
<もっとスタッフを!>
午後5時になり、いよいよ親コンが始まった。最初はぎこちない雰囲気もあったが、各店の盛り上げ隊(ボランティアスタッフ)が、男女のバランスがよい座席の配置、自己紹介を促すなど配慮。一気に盛り上がったところもあれば、料理やお酒が進むにつれ、皆、だんだんとリラックスムードになるという、大人の盛り上がり方をしたところもあった。参加者の方は皆、公的な場で出会いを愉しむためのマナーを心得ているらしく、とくにトラブルが生じるわけでもなく、非常にスムーズに会が進行していくのが印象的だった。
午後6時から店舗間の行き来が始まり、実行委員が各店で連絡を取って、他親コン店へ案内。この間、事務局室内は、数人のスタッフが待機。各店からの連絡を受けては、他店に問い合わせ、また連絡をとるなど、一所懸命に応対していた。
ただし、やはり連絡不足は出るもので、極端に女性の参加者が多くなったり、案内した店が満杯のため、他の店へ移動してもらうという場面も。ひとりで回ろうにも、「土地勘がないところなので店を回るのに苦労する」と戸惑う参加者もいた。「実行委員がもっといればなぁ」とは、その場にいた人達共通の思いだったようだ。
<がんばれ! 男性諸君!>
終了時間の午後8時に、事務局に戻ってきたのは、122名。観察していると、男性の方に途中で帰ってしまった人が多かったように思う。もちろんイベント中に恋愛が成立し、カップルで他の場所に移動した、ということもあり得る。しかし印象としては、やはり、どちらかというと女性の方が積極的で、女性同士で交友関係を作り、一緒に行動しているグループも複数見られた。未婚の女性が男性より多いという福岡の現状を考えると、男性にはチャンスと思って頑張って欲しいところである。
さて、最後まで愉しみ、参加賞を手にした人たちの感想は次の通り。
「普段出会わないような職業や年代の方とお話ができ、参加して良かった」(福岡市・保育士・女性)
「親富孝通りには、"不良のたまり場"という印象があったし、来たことがなかったが、おいしい店があることがわかった」(福岡市・20代女性)
「親富孝通りにはよく来るが、天神・大名に人が流れて活気がない」(福岡市・営業職・20代男性)
「もっと多くの店の協力と得て、続けていけばさらに盛り上がっていくと思う」(福岡市・団体職員・20代男性)
「親の世代から"若者の町"というイメージは聞いていたが、自分としては居酒屋が多いところという印象がある」(久留米市・会社員・20代男性)
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