福岡県弁護士会は、3月10日(土)の午後1時30分から、北九州市の九州国際大学KIUホールにて「全面的国選付添人制度の実現を目指すシンポジウム」を開催する。
非行少年の立ち直りは、社会にとって重要な課題といえる。子どもたちの将来のためであると同時に、可能性あふれる貴重な才能を非行によって失うことは社会経済にとっても大きな損失といえよう。
しかし、非行少年の更生に欠かせない社会の受け皿が十分でないのが現状だ。「やりなおし」が難しい社会的な風潮は、学校や職場から、非行を犯した少年を排除する傾向がありはしないか。行き場をなくした非行少年達は反社会的勢力に取り込まれ、あるいは、集団化して無秩序な行動に出るケースも少なくないという。かつて彼らの受け皿として機能していた建設業界も疲弊の一途をたどっており、非行に身を染めた少年達にとって、社会は益々生き辛い場所となりつつある。
かかる事情を背景に、日本弁護士連合会は少年審判で適正な立ち直りの筋道をつけるべく「全面的国選付添人制度」の実現を目指している。従来、一部の弁護士が手弁当で行なってきた少年審判における付添人を制度化し、すべての少年に付けることで立ち直りを促がす試みだ。
このシンポジウムでは、北九州市でガソリンスタンドを経営する傍ら、非行少年の就労支援を長年続けてきた野口義弘氏(北九州市戸畑区、(有)野口石油代表取締役)の基調講演をはじめ、岡田行雄・熊本大学法学部教授らのディスカッションも予定されている。非行少年更正支援ネットワークや野口氏の活動については、NET-IBの過去の記事を参照されたい。
■「全面的国選付添人制度の実現を目指すシンポジウム」
<日 時>
2012年3月10日(土)午後1時30分~午後4時30分(開場:午後1時)予約不要
<場 所>
九州国際大学 KIUホール(北九州市八幡東区平野1-6-1)
TEL:093-671-8910
<主 催・お問い合せ>
福岡県弁護士会
TEL:092-741-6416
<後 援>
北九州市・九州国際大学福岡県弁護士会所属
非行少年更生支援ネットワーク
福岡県就労支援事業者機構・福岡県連合協力雇用主会
詳細はコチラ
▼「非行少年更正支援ネットワーク」の活動
・「非行少年更生支援ネットワーク会議」が正式発足~中小企業経営者の社会貢献
・就労支援で非行少年の更生を~弁護士が支援団体を設立
・母の日 非行少年更生支援に200名超~(有)野口石油・野口社長も講演
・野口義弘氏のインタビュー
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら