きょう(3月16日)午前8時、米・アップルは、「新しいiPad」の販売を開始した。この「新しいiPad」は、初代から数えて3世代目。同社の新製品が発売される際の"恒例行事"となっている、長い行列が全国で作られ、アップルストア銀座では、約450人の待ちきれないファンが集結した。時差の関係で、オーストラリアで最初に発売され、日本はそれにつづき2番目。
行列の先頭に並んだ男性は「販売開始の午前8時まで36時間並びました。前回も並んだのですが14番目だったので、今回は1番に並びたかった。グラフィックが綺麗なゲームなどで遊んでみたい」と声を弾ませた。

この「新しいiPad」は、「iPad 2」の約4倍のピクセル数を誇る「Retina Display」を搭載。高速な「A5」チップをさらに改良した「A5X」プロセッサや、5メガピクセルのiSightカメラなどを内蔵している。また、高速通信規格「LTE」(4G)に対応したモデルもラインナップに加わった。
他社製品と比べても、今後しばらく「iPad」の優位性は、揺るがないだろう。しかし、カリスマ経営者であった故・スティーブ・ジョブズ氏の跡を継いだティム・クックCEOが就任して以来、「新商品にサプライズがない」「技術革新と言えるアップデートが少ない」などの批判も散見される。
今年中の発売が予想される同社の主な商品は、新型の「iPhone」やラップトップPCの「MacBook Air」および「MacBook Pro」などが挙げられる。また、家庭用のテレビも開発が進んでいると噂されているが、それらのラインナップのなかで、どれだけ世界を驚かせることができるのか。
大方の予想通りのスペックで発売された「新しいiPad」。このあとに続くリリースでクックCEOの真価が問われることになるだろう。
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