<いまも教壇に立つ「伝説の教師」>
2011年11月18日午後7時。『「支配人」育成講座』(全6回)の2回目が福岡大学七隈校舎で開かれた。教壇に立つのは、須郷昌徳氏。「今、企業の面接で"自分は入社して支配人になりたい"と言ってもキョトンとされるやろ。けど、少し経てば、支配人は引く手数多になりますたい」と言って子どものように、キャッ、キャッ、と笑う。
時代は変わって、今から30年前の1981年。西日本短期大学附属高校に若き日の須郷氏の姿があった。同氏は職員たちに、「何が何でも生徒を集めなくてはいかんですたい。高崎山に行けば猿が一杯いるじゃろうが。そのなかから人間らしい猿を何匹か引っ張ってこい。それがダメなら岩田屋からマネキンを買って来て座らせておきんしゃい。生徒の質が学校を変えるのではなく、数が質を変えるのです。それがわたしの哲学ですたい」と言って、同じようにキャッ、キャッ、と笑った...(⇒つづきを読む)
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