明太子の原料となる原卵の価格が上昇している。近年比較的安い価格で安定していたが今年は「昨年(2011年)の5割から8割程度上昇しているのではないか」(明太子製造メーカー)というほど高騰している。
国内メーカーは価格低下に加えて円高の恩恵もあり、昨年まで安価な仕入を実現してきた。しかし、市場自体は縮小が続いており多くが厳しい環境に置かれてきたのが実情だ。今回の原料上昇について「容易に販売価格に転嫁できない」と困惑する企業が多いが、「当社にとっては好ましいこと」と前向きに捉えているメーカーもある。
仕入価格の普及にともない九州地区でも廉価商品が普及したが、価格引き下げ圧力は贈答品など高付加価値商品にもおよんでいた。「相応に手間がかかっている製品はそれなりの販売価格に成らざるを得ない」ことから販売価格設定に対する絶好の機会と捉えている。
変わる外部環境をとのように捉えてどういう方策を取るかで各社の反応や対応は大きく異なっている。
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