今を生きる日本人にとって生涯忘れることができない日、2011年3月11日から1年と1カ月が経過した。除染や、原発の廃炉問題など、まだまだ課題は山積したままで解決の糸口さえ見えない。しかし、今ほんの少しだけ未来に目を向けてみよう。再生可能エネルギーへのシフトという、希望の未来へ。
<共存共栄のために>
今、この記事を読んでいるあなたの目の届く範囲に明かりはあるだろうか。きっとあるだろう。その明かりは、地球の爪に火を灯すことで照らされている。
しかし、どうか想像してみて欲しい。100%再生可能エネルギーで稼働する世界がもし存在したらと。ウランや石油などの化石燃料を一切使わずとも明かりが灯る世界。そして、再生可能エネルギーだけで動く電気自動車を。
原発が無くなり、放射能汚染に怯えなくても良い世界で、化石燃料の枯渇というストレスから解放されたとき、我々人類は、初めて"永遠"というものをリアルに感じることができるのではないだろうか。地球という惑星の財産を食いつぶす存在ではなく共存共栄できる存在として、人類は新しい価値観に到達するのではないか。
<ノー・モア・フクシマ>
しかし、当然のことだが、再生可能エネルギーだからといってすべてを手放しに受け入れるのは、余りにも稚拙で危険だ。エネルギーシフトは、免罪符ではない。メガソーラーで大量に設置される太陽光パネルは、いつの日か大量の産廃になる。そこまで見越して対策をしている企業があるだろうか。また、大量の蓄電池を安全に処理するだけの技術が確立されているのだろうか。我々は賢くならなければならない。なぜなら、私たち日本人は、「フクシマ」を決して繰り返してはならないからだ。
「第2のフクシマ」とは、日本の原発において再度起こる3.11のような過酷事故、という以上の意味を持つ。「第2のフクシマ」とは、テレビや新聞報道、政府発表を市民が鵜呑みにして、疑問を抱かず、また、"物申さず事"を美徳とし続けることで物事の本質を見失い続けることである。余りにも高いフクシマという授業料を支払ったのだから、安全神話という偽りの毛布を脱ぎ捨てて、目覚めるべきだ。もう、あれから2度目の春がやってきた。
我が国が、世界に先駆けて再生可能エネルギーへのシフトを実現したとき、福島原発事故という過酷事故を起こした国として、また世界唯一の被爆国として、必ずや、その環は熟すだろう。
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『第4の革命』上映会を開催!
■Touch and Switch @ Fukuoka
<日 時>
5月13日(日)午前10時より
第1部(午前10時30分から)
映画『第4の革命』上映
第2部(午後2時から)
太陽光発電システムワークショップ
<場 所>
福岡アジア美術館8F あじびホール
<料 金>
2,000円(18歳以下は1,000円、3歳まで無料)
<申し込み>
特設サイトの申し込みフォーム、または下記アドレスにタイトルを「5月13日予約」として、「お名前」「人数」「電話番号」「太陽光発電システム購入の有無(42,800円)」を明記のうえ、送信してください。
予約アドレス:yoyaku.fukuoka@gmail.com
『第4の革命 ~エネルギーデモクラシー~』
監 督:カール-A. フェヒナー 製作年:2010年 時間:83分
出演者:ヘルマン・シェーア/ムハマド・ユヌス/イーロン・マスクほか
製作国:ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フランス、スペイン、マリ、バングラデシュ、アメリカ、ブラジル、中国
製 作: フェヒナーメディア 配給・宣伝:ユナイテッドピープル
協 力:東京ドイツ文化センター
(あらすじ)
2010年に公開され、13万人を動員。再生可能エネルギーの可能性を探るドイツのドキュメンタリー映画。3.11後には、同国においてテレビ放映され200万人が視聴。ついには、ドイツに脱原発とエネルギーシフトを決断させた。

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