<自己搬入して気づいたこと>
予定時間通りに西部資源化センターに到着。平日の午後ということもあり、一般車両も業者トラックもほとんどいない状態であった。廃棄前の車両の計量を終えたものの、燃えるゴミと燃えないゴミを分別していないことから、現場での分別しながらの廃棄作業となった。
まずは、燃えるゴミ廃棄施設へ向かう。係員の方に手伝っていただいて分別したのだが、電線や陶器など、別にある埋め立て場に持っていくべき廃棄物まで放り投げてしまった。係員の方にひとつずつ拾い上げて回収してもらったが、素人にはその区分がさっぱりわからない。とりあえず、廃棄出来ないものは回収し、燃えないゴミ廃却施設に移動。金属類などのゴミを廃棄した。ここでも係員の方の手ほどきを受けたのだ。比較的に空いている時間帯だから良かったものの、次から次へとゴミ搬入を行なう時間帯だったら時間を割いてはもらえなかったはずだ。
この一連の作業の"自分で廃棄物搬入"で気づいたのは、一般個人がゴミの分別を自分自身で行なえば、分別を学習し、理解を深めることができるということだ。引いては個人がゴミに関する意識を高めることができるということ。自身、今回の搬入で分別の難しさを知り、普段のゴミの廃棄に対する考え方に大きな変化が現れた。福岡市のゴミ分別は地方の郡部の事細かな廃棄の区分に比較するとまだまだ緩い。ここに改善の余地があると感じるようにもなった。
今回どうしても納得できなかったのが、業者ありきの誘導は市が謳っている「自己搬入する」ことを否定しているのではないだろうか。ややもすれば、市が許可している収集運搬業者への誘導を行ない、癒着しているのではと勘ぐることもできるのだ。
確かに実際にゴミの搬入を試みてわかったのが、センター側から見て素人が現場でもたもたしているとわずらわしいし、危険である。専門の業者のほうが熟知しており、安心感はある。かといってなんでも業者任せだと、一般市民のゴミに対する分別の意識は向上しないし、リサイクルも進まない。ゴミ問題を広く意識させるうえでも、市は一般市民のゴミ搬入推進と教育を押し進めるべきだろう。
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