1889(明治22)年に開港した門司港は、当時の北九州の工業力と結びついて大陸貿易の基地として発展した歴史を持つ。最盛期には1カ月に200隻近い外航客船が入港、国内航路を含めて年間600万人近い乗降客がいたとされるなど、華々しい一時代を形成。商社やビルディングが立ち並び、外国船からの珍しい舶来品があふれ、訪れる多くの人々で街全体が活気に満ちていた――。
そんな往時の門司港の賑わいを再現するイベント『門司港GRAND MARKET(もじこう"グラン"マーケット)2012春』が、5月26日(土)、27日(日)に開催される。
同イベントでは、アンティークや雑貨、ハンドメイド、クラフトなどのほか、フード、カフェ、ファッションなど、さまざまな出店が予定されている。また、同時開催イベントとして、「めかりマルシェ」「門司港プレミアムアンティークフェア」が予定されており、幅広い層の人々が楽しめるマーケットを目指している。
歴史と古い街並みが調和する門司港という"場所"(GROUND)での、賑やかで"大きな"(GRAND)マーケット。レトロな街並みを散策しながら、さまざまなライフスタイルの「今」を発見できるマーケットを楽しんでみてはいかが。
■門司港GRAND MARKET
<日 時>
5月26日(土)、27日(日) 午前10時~午後4時
<会 場>
門司港ホテル周辺(北九州市門司区港町9-11)
<お問い合わせ先>
門司港アンティークカンパニー
TEL:080-3994-8770
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