中国の小売大手の上海新世界グループが2014年初旬、中国・上海市の中心部に世界最大級の大型商業兼オフィス施設をオープンすることがわかった。出店が予定されているのは、上海市の中心部である華南沿岸部の新黄埔区(New Huangpu District)。地上7階建て、地下5階のフロア構成でフロア面積は12万m2。また、今回の計画には大丸、松坂屋を展開するJ.フロントリテイリング(株)(本社:東京都中央区、以下、J.フロント)が運営サポートを行なうことがわかった。
商業施設は地下2階から地上6階までの部分で、メイン店舗には超高級ブランドのブティックのほか、超高級都市型スーパーマーケット・レストラン、スタジオやクラブ施設などを併設する予定。同地区の人口は90万9,000人、消費財の小売販売高467億元(日本円換算1元=約13円、6,071億円)と上海市内全体の約10分の1を誇る巨大マーケット。同社は国内外を含めた高級志向の消費者層にターゲットを絞り、あらゆる楽しみを一カ所で経験できるワンストップ型のレジャー空間を作り出す計画だ。J.フロントは都心部を中心に大丸、松坂屋のブランドで百貨店業を展開してきた実績があり、日本で培ったノウハウで、今回のプロジェクトをサポートするとみられる。
上海新世界は中国一のビジネス街の上海・南京路に位置する中国国内トップ10に入る大企業。1993年に南京路初の共同出資事業として上海証券取引所に上場を果たした。現在では百貨店・ホテル・ドラッグストアなど10社以上の子会社・持ち株会社とともに大規模ショッピングセンターを運営している。なお、5月9日に調印、翌10日にも発表される見通し。
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