消費増税法案をめぐる国会審議が混迷を続けているなか、「中央集権打破」を叫ぶ地域政党ら第3極の動向が注目を集めている。とくに橋下徹大阪市長が率いる地域政党・大阪維新の会による衆議院総選挙各選挙区における立候補者擁立は、他政党だけでなく、有権者の関心も高い。
その候補者の選定も兼ねた維新政治塾は6月から第2クールに入り、講義のみならず、演説などによる実技的な選考もあるという。同塾には、福岡県からも数十人の政治家志望者が参加しているが、最近、浮足立っているのか、軽率とも思える投稿が散見されている。
具体的には、維新塾参加者と思わしき人物が、フェイスブックやツイッター、ブログなどのインターネット上に「これから維新塾に行ってきます!」というだけでなく講義や論文の内容に触れる書き込みや、さらには大阪維新の会関係者とのツーショットをお披露目しているのである。大阪維新の会もインターネット上をチェックしているとのことだが、そのような口の軽い塾生の政治家としての資質には疑問符をつけざるを得ないだろう。
福岡でも大阪維新の会への関心が高いためか、すでに大手メディア数社が福岡市都心で、次期衆議院選挙のアンケートを実施。その質問のなかには、「大阪維新の会に期待しますか?」「期待するとすれば何を期待しますか?」といった内容が含まれていたという。
維新塾参加者によると「どうやって調べたかわからないが、突然、携帯電話で取材を申し出てきた新聞記者がいた」とか。また、インターネットだけではなく、同塾の会場に足を運び、誰が参加しているかをチェックしているマスコミもいたという。総選挙の足音が近づくにつれ、そうした取材攻勢が強まっていきそうだ。
いずれも大阪維新の会に対する福岡での注目が高いことの表れ。どのようなかたちで大阪の"維新"がやって来るのか、気になるところである。
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