知ってそうで知らない世界の文化を学べる講演会が、毎月福岡市で開催されている。この講演会を主催するのは、福岡で外国人留学生を支援している「あったか福岡（福岡外国人学生支援の会）」。市民に、福岡には色んな国の留学生がいることを知ってもらうとともに、異文化を学ぶ楽しさを伝えたいとの想いから、この「ふるさとの街と福岡」の企画を始めた。毎回、外国人留学生が講師として招かれ、自身のふるさとの文化や経歴を語っている。

　第76回目となる「外国人学生が語る・ふるさとの街と福岡」は16日、アクロス福岡で開かれた。講師となったインド人留学生のクマル・ダルメンドラさんは、自身のふるさとのデリーと、インドの文化について語った。

　約２時間の講演のなかで、デリーの街のこと、また、インドの生活や教育、料理、ダンスなど、魅力たっぷりの文化を幅広く紹介。さらに、ガイド本では見られないようなインドの街の風景や結婚式の様子、また、学生の制服などが写真で紹介され、参加者は異文化を知る楽しさを実感していた。

　この「外国人学生が語る・ふるさとの街と福岡」は、毎月１回開催されている。次回は、９月20日。ラオス・ビエンチャン留学生のインタボン・ヴィラックさんが、ふるさとを紹介する予定だ。

　参加費は一般が500円、外国人は無料。外国に興味のある方、留学生を応援したい方、さまざまな国の人と交流を深めたい方には要チェックの講演会だ。

＜お問い合せ＞
福岡外国人学生支援の会
ＴＥＬ：092-733-5630
ＦＡＸ：092-733-5635

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