<地域コミュニティの確立>
2012年9月30日、飯田哲也氏(53)の出身地でもある山口県周南市の周南地域地場産業振興センターで「みらい山口ネットワーク」の設立会見が開催された。この「みらい山口ネットワーク」は飯田氏を最高顧問に迎え、高岸春幸氏(33)を代表とした政治団体。社会生活に不可欠なエネルギーを脱原発と自然再生エネルギーへの変換を前提とし、地域におけるコミュニティを図りさまざまな改革を行ない、山口で21世紀型の本当に豊かな地域社会を目指す事を目的としている。飯田氏に対しては知事選落選後に今後の展望が注目されていたが、自らの衆院選立候補や同ネットからの候補者擁立はないとの考えを示したものの、「山口県内の比較的規模の大きな自治体の首長選で、私と志が同じ人がいれば支援していく方針」と話している。
このほかに会員向けの基調講演やトークセッション、そして茶話会などが行なわれた。広い山口県内において200名近く集まった支援者は飯田氏らが推進する持続可能な地域循環型社会をつくろうとする熱意に賛同してこの場に集結。そして、「みらい山口ネットワーク」は、山口県をコミュニティ・パワーと称する聖地にしたいとしている。
上関原発開発が白紙となった今、地域開発や経済などが迷走したままとなっている山口県。白紙になったからこそエネルギーを再考する地方自治体として県民の知を結集する事が出来る可能性を秘めているのではないだろうか。この新組織はそんな市民レベルでの変革が期待できる新組織といえるだろう。

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