17日、自民党元幹事長の古賀誠前衆院議員(72)(福岡7区)が、福岡県大牟田市内のホテルで会見を開き、次期衆院選への立候補を見送り、政界から引退することを表明。32年5カ月の議員生活について、「一貫して自由民主党で、国会で働いたことをたいへん喜びとしています」と、振り返った。
後任の候補としては、公設秘書の藤丸敏(ふじまる・さとし)氏(52)を指名。藤丸氏は自民党の公認を得たのち、正式に立候補を表明する予定。藤丸氏を指名したことについて古賀氏は、「世襲を悪いと言わないが政治に対して情熱をもった人を選んでもいいのではないか」との見解を示した。引退後は自身が主宰する勉強会を設け、政治家の育成に注力するという。
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