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国のシステムを見直す使命感―自民・古賀篤代議士
政治
2013年2月 8日 07:00
古賀 篤 衆議院議員 インタビュー(前編)

 「このままでは日本が危うい」と初挑戦して国政の場に出た古賀篤衆院議員(自民党・福岡3区)。国民の現場の実情を国会に届ける使命感に燃えて、初の通常国会に臨んでいる。

<公務員でなく政治家が決める>
 ――財務官僚15年、日本を憂いて国政に挑み、いよいよ通常国会。取り組みたいことは。

koga.jpg 古賀 政権がスタートして景気対策、経済再生対策に取り組んでいます。経済が社会全体に広く影響を与えるので、まず経済が最優先の課題だと思います。
 また、私自身、選挙中に訴えたことは、長期的にみて、日本が大きな岐路に立っている。年金、医療、介護の問題とか、これからどんどん人口が減少していくなかで、子育てや少子化の対策、教育の問題がものすごく大切だと思います。1、2年でなくてもっと長期間かけて慎重に取り組み、転換を図っていくことが大事です。
 そうした分野でしっかり仕事をしていくことが日本の将来につながると思っています。もちろん、それだけではなく、領土の問題など、いろいろな課題がありますので、「これだけ」ということではなくて、政治家としていろいろなことに取り組んでいかないといけません。

 ――「日本が危うい」と思った危機感がそこにあるんですね。

 古賀 民主党政権時、いろんなことが決まっていかないという危機感がありました。同時に、「人口が減少し、このままでは国力が落ちていく」というなかにあって、既存の制度を見直したり、新しい制度に切り替えていく必要があるという問題意識を持ちました。そのためには、公務員ではなくて政治家がきっちりと国会の場で決めていくことが大事だという意識、「やはり政治家がしっかりしないとダメなんだ」という想いで、昨年12月の選挙に臨みましたので、今後しっかり仕事をして、国のためにがんばっていきたい。

<将来への国民の不安をなくす>
 ――有権者の期待をどう受け止めましたか。

 古賀 私も子育て世代で、同世代の人たちと話をすると、「自分の子どもが大人になったときにどうなるんだろう」「年金医療はこのままどうなっていくんだろう」と不安を持っている方が多くおられ、「日本の将来のためになんとかしないといけない」という問題意識を共有させていただきました。「政治を変えてほしい」という声も大きかったです。けっして、若い人だけじゃなく、年配の方、高齢者の方も「自分たちの年金どうなるんだ」「医療どうなるんだ」という声がありました。政治家の立場として、期待に応えてしっかり実行していくのが自分の役割、使命だと思います。

<初の本会議場に伝統と責任実感>
 ――選挙区と国会を結んで、それに応えていくということですね。1月28日に通常国会開会、昨年末は特別国会。これまで官僚としてみてきた国会に、政治家として飛び込んでいかがでしたか。

 古賀 国会議事堂は、公務員として何回も行った場所ですが、議員として足を踏み入れたのは初めてでしたので、緊張感を持って、責任重大だという思いでした。とくに本会議議場は、非常に重々しい、伝統ある雰囲気があって、「これからきちんと仕事をしていこう」「これからがんばろう」と、決意を新たにしました。

(つづく)
【聞き手・文:山本 弘之】

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