公益財団法人福岡市水道サービス公社が発注する、公共工事の3月の入札は合計40件となった。特に年間を通じて委託される案件が多く注目される入札となった。
目玉となるのは3月11日入札の「配水管修理単価契約請負工事A・B・C」は福岡地区を3分割して年間の配水管修理担当を決める入札である。そのほかに11日入札の「メータ取替等単価契約請負工事No1、2」、12日入札の「鉛製給水管更新単価契約請負工事No1から9」などや「漏水発生給水管取替単価契約請負工事No1から4」があり、新年度が開始される4月からの一年間の仕事を請けられるかどうかの瀬戸際なので、さらに注目度が上がっていた。
このため、入札に参加した多くの業者がそろい踏みとなった。特に上述した主な入札などでは、どこが落札したのが大いに注目された。そのほとんどが「くじ」による入札であった。落札した業者は「これも運ですね」と喜んでいるが、毎回参加しているが「くじ」による落札を引き当てることが出来ない業者は「いっそのこと落札しやすい社名に変えて見るか」と冗談交じりの言葉もあった。
3月は、まさに宝くじの様相を呈している福岡地区の管業界の入札状況。今年も激しい入札(くじ?)競争が行なわれるのだろうか。注目をしていきたいところである。
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