2024年04月17日( 水 )

新築マンション年収倍率拡大~全国で高騰するマンション

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 新築マンション年収倍率が全国平均で6年連続拡大している。
 2015年の新築マンション年収倍率は、全国平均で7.66倍と前年から0.49倍拡大して1992年当時の水準(7.64倍)を上回った。

 10倍を超える都道府県は以下6都道府県。

 1.神奈川県 11.70倍
 2.東京都  11.30倍
 3.京都府  10.77倍
 4.千葉県  10.43倍
 5.埼玉県  10.33倍
 6.石川県  10.08倍

(出典:東京カンテイ「都道府県別 新築マンション価格の年収倍率2016」)

 マンション用地や建築費の上昇が要因で、新築マンションの価格は上昇傾向だ。
東京オリンピックや北陸新幹線で注目されたり、観光などで人の集まるエリアは、人気があるため新築マンションの価格が上昇している。また、海外からの投資目的の購入も、これに拍車をかけている。

 一部地域に限られるが、年収の10倍を超える価格高騰に、平均的収入のサラリーマンには手が届きにくくなっているのではないだろうか。

建設情報サイトはこちら>>
建設情報サイトでは建設業界に関する情報を一括閲覧できるようにしております。

 

関連記事