2024年03月29日( 金 )

大成印刷OBの疑問=清家邦敏会長の豹変

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

businessman クリスマス前に出席した結婚式での話である。あの労基法で摘発された大成印刷(株)(本社:福岡市博多区)のOBたちが出席していた。2人とも経営者である。大成印刷OBのなかで出世頭だ。

 2人に質問した。「(清家邦敏会長は)立命館大学を出て紳士の人格者という印象を抱いていたのですが、どうして歳を経るに従って“悪人ヒトラー”になったのですかね?」と。2人のOBは苦い顔になり、非常に戸惑っていた。

 「俺は15年お世話になって、独立して16年になる。在籍中は『仏のセイケ』と言われるほど、社員たちから慕われていた。だから、この豹変ぶりには俺にはわからず『嘘だろう』と疑心暗鬼になっている。やはり原因は、経営危機から人間性が悪のほうへ傾いたのであろう。しかし、80歳も間近になって、哀れとしか言いようがないな」と言葉も沈みがちであった。

 筆者も、こういう悪癖老化を目撃したことがない。

 

関連記事