2024年04月26日( 金 )

麻生が収益安定のため、不動産投資を強化

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 病院経営や不動産賃貸などを手がける(株)麻生(本社:福岡県飯塚市、麻生巌社長)が、昨年12月に米国のグーグルが入居する土地建物を取得したという報道が世間を賑わした。同社および同社グループは、さらなる収益安定を図り、今後は海外不動産への投資強化を進めると見られる。

 麻生の2016年3月期の連結売上高は、1,417億6,000万円、経常利益は88億8,000万円を計上。そのうち、賃貸損益は10億800万円だった。なお、同社が保有する賃貸不動産の17年3月期中間決算時点の時価(連結)は、179億1,400万円。この中間報告では、重要な資産の取得として下記の資産を賃貸運用のため取得したと発表していた。

所在地:Playa Vista,California,United States
面 積:土地 593,239ft2
    建物 325,802ft2(但し524,759ft2に拡張工事中)
売買契約日:2016年11月11日(太平洋標準時)
引渡日:2016年12月21日(太平洋標準時)
取得価額:319億円

【永上 隼人】

 

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