酒蔵に響きわたる極上のジャズ～「JAZZ Night in KATASU」開催

　15日、（公社）博多法人会第１支部の主催で、「JAZZ Night in KATASU」が開催。会場となった石蔵酒造・博多百年蔵ホールには、法人会の会員から多くの観客が訪れ、和の空間で広げられるジャズの演奏に、しばし時間が経つのも忘れ、聴き入っていた。

　開催に当たっては、まず支部長の高橋公祥氏が挨拶。軽妙な博多弁を交えながら、「法人会は企業にとっての町内会です。皆さまにご参加いただきながら、いろいろなことについて話し合っていきたいと思います」と語った。

　演奏は２部構成で行われ、前半は「内山覚 NEO Quartet」の４名が登場。往年の名曲「ムーン・リバー」を含めたジャズの名曲の数々や、オリジナル曲など５曲を演奏し、会場を大いに沸かせた。
　休憩をはさんで後半は、ボーカルとして小野ひとみ氏を加えて演奏再開。名曲「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」や昭和歌謡曲のジャズアレンジなど、ときに力強く、ときにしっとりと、アンコールを含めて６曲を熱唱した。
　来場者には博多百年蔵自慢の日本酒が振る舞われ、酒蔵に響きわたる極上のジャズの演奏と歌声、そして美酒に、皆が酔いしれていた。

　ジャズの演奏終了後には、懇親会も開催。引き続き美味しいお酒に舌鼓を打ちながら、参加者同士で親睦を深めていた。

　なお、今回の「JAZZ Night in KATASU」はチャリティー・イベントとなっており、当日の参加費の一部が福岡育児院へと寄付された。

【坂田　憲治】