2024年04月19日( 金 )

新生マリンワールド、4月にグランドオープン

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

マリンワールド外観を模した新ロゴマーク

 全館リニューアル工事のため、2016年10月3日より一時休館していた「マリンワールド海の中道」。福岡県内唯一の水族館ということもあり、営業再開を待ち望む声は多かった。

 そんな高い人気を誇るマリンワールドが、リニューアル工事を終え、17年4月12日(水)、いよいよグランドオープンを迎える。新たなスタートに掲げられたのは「第2幕『九州の海』が始まります」の文言。『九州の海』という言葉が示す通り、新生マリンワールドでは各県を代表する海・生物の特徴を紹介する水槽が設置される。福岡県からは「玄界灘水槽」、「博多湾水槽」が登場予定だ。

 また、これまでのイルカショーに加え、観覧席側にアシカのステージを新設。目の前で行われるアシカたちのパフォーマンスはもちろん、バックボードを撤去して博多湾を借景としたロケーションも見所だ。

 この他にも、生態系や自然環境への理解を深めるための学習機能を持つ情報プラザ「阿蘇 水の森」や、15メートルの吹き抜けを活かしたリゾート空間「滝と緑のセンターガーデン」など、水族館の枠に捕らわれない新たな試みが取り入れられている。水上の様子を大型モニターを介しライブ映像で楽しめるレストランや、エレベーターの大型化、音声ガイド・案内サインの多言語化など、あらゆる来場客が快適に過ごせるような工夫もなされている。

 総投資額約30億円の大型リニューアルプロジェクト。運営を手がける(株)海の中道海洋生態科学館(本社:福岡市東区、岡村卓也代表)は、「今後も福岡県唯一の水族館として、地元のみなさまはもちろん、観光のお客さまにも足を運んでいただける、魅力ある施設運営を推進してまいります」と述べている。

玄界灘水槽イメージ

開放的なショープール

【代 源太朗】

■グランドオープン概要
オープン日:2017年4月12日(水)
      午前9時30分~午後5時30分(入館受付は午後4時30分まで)
所在地:福岡市東区大字西戸崎18-28(国営海の中道海浜公園内)
コンセプト:『いつも新しい私になれる水族館』

 

関連記事