北九州市、麻生鉱山を今月中にも業務停止処分へ
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麻生グループの1社で、産廃処理を手がける麻生鉱山(株)(本社:福岡県飯塚市、谷村典孝代表)に対し、北九州市は廃棄物処理法違反で今月中にも業務停止処分を下す予定だ。福岡県警も現在、同法違反の容疑で捜査を進めている。
同社は、受託した医療系産業廃棄物(使用済み紙おむつなど)の一部を自社所有のリサイクル工場「エコノベイト響」で処理する契約だったにも関わらず、無断で山口県萩市の処理業者に再委託していた。また、北九州市によると管理表には自社で処理したかのように虚偽の記載を行っていたという。
本件に関し、麻生鉱山はノーコメント。環境省が定めた違反行為に対する処分基準によると、廃棄物処理法違反に伴う事業停止期間は最長で90日間。長期にわたれば産廃処理への影響が出ることは避けられない。
【代 源太朗】
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