2024年04月20日( 土 )

新年度初日、3日の日経平均株価~1万9千円に届かず

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 年度末31日の日経平均株価は前日比▲153円96銭の1万8,909円26銭で取引を終えた。朝方には前日比150円近く値上がりしたが、後場に入り急速に値を下げ、終値は4営業日ぶりに1万9,000円を下回り、2月9日以来の安値水準で引けた。
 新年度初日、4月3日の日経平均株価(始値)は前日比+78円74銭の1万8,988円でスタート。この勢いで1万9千円台回復かと思われたが、その後は一進一退の値動きが続き、:結局前場は1万8,977円37銭で取引を終えた。後場に入って値を上げ、一時1万9,068円62銭の最高値を付けたが、結局終値は前日比+73円97銭の1万8,983円23銭となり、1万9千円を回復することができなかった。ただ別表から分かるように、新年度の株価が前月比プラスとなるのは2012年4月2日以来5年振りとなった。
 一方九州地銀(8FG・FH)の株価はまちまちの動きを見せた。【別表2】の通り、前日比プラスとなったのは4行(十八銀行、九州FG、十八銀行、佐賀銀行)。マイナスは3行(山口FG、西日本FH、
ふくおかFG)だった。新年度がスタートしたが、株価の動きとともに、金融再編が「待ったなし」の九州地銀について今後もお伝えしていくことにしたい。是非ご期待下さい。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

1.3月期末の日経平均株価推移表
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2.九州地銀(FG・FH)の株価(東証・福証)推移表
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