2024年04月20日( 土 )

中洲のサービス付き高齢者向け住宅の不動産売却

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高齢者施設「優和」があった建物

 約1,900店舗の飲食店が軒を並べる西日本一の歓楽街・中洲にあるサービス付高齢者向け住宅「優和」(福岡市博多区中洲2丁目)が閉鎖し、不動産所有者が昨年8月に北九州市の不動産会社(株)ウィンズビルに売買取引で変更されていることがわかった。

 「優和」は、飲食テナントビルの跡地に建設され、2014年3月に開業した。歓楽街にある高齢者施設は全国的にも珍しく、計画段階から地元関係者の間で話題になった。関係者によると、「長年、中洲で生きてきたオーナーに『余生も中洲で過ごしたい』との想いがあって、施設の建設につながった」という。ファンが数多くいるからこそ、中洲は現在も賑わいを見せているが、残念ながら、そこで終生生活したいというニーズは少なかったようである。

【山下 康太】

 

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