2024年04月18日( 木 )

九州地銀(18行)の株主総会終る

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 九州地銀(18行)の株主総会は、別表のスケジュール通り開催された。今日29日がピークで、ふくおかFG(福岡銀行・熊本銀行・親和銀行)、西日本FH(西日本銀行・長崎銀行)、佐賀銀行、大分銀行、宮崎銀行、南日本銀行、福岡中央銀行、豊和銀行、佐賀共栄銀行の株主総会は何ごともなく終了したように見える。
 今日の日経平均株価は前日比+92円33銭の2万222円74銭で取引を終えている。始値としては今年最高値の2万260円87銭を付けている。
 ただ、九州地銀の株価を見ると、株主総会における今後の銀行経営に対する株主の反応が 【別表3】及び【別表4】から見えてくるようだ。

この表から見えるもの

・今日株主総会が開催されたなかで、株価が一番上昇したのは西日本FHで前日比+20円の1,161円。次が宮崎銀行で前日比+14円の373円となっている。十八銀行との経営統合が延期となり、その動向が注目されるふくおかFGの株価は前日比+2円の547円。佐賀銀行は前日比+1円の262円であった。

・福証上場では福岡中央銀行が前日比+8円の381円が目立つが、南日本銀行▲1円の153円。宮崎太陽銀行と筑邦銀行は値動きなしとなっている。
今日の株価の動きで、株主総会の雰囲気が伝わってくるようだ。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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