2024年04月20日( 土 )

西中洲に高級ホテルを!天神ジェイパークホテル誕生へ

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(仮称)天神ジェイパークホテル建設予定地

 福岡市博多区西中洲12号、(株)西中洲樋口建設隣接のコインパーキングで建設予定となっていた「(仮称)天神Jホテル」。建築主の(株)たかた(所在地:福岡県糸島市、高田謀代表)の代表が、あのジャパネットたかたの前代表取締役高田明氏の実兄ということでも話題となったホテル計画だ(詳細はコチラ)。
 掲げられていた標識が外され、計画の動向が注目されていたが、現在「(仮称)天神ジェイパークホテル」として再始動している。

 ホテルの概要はS造10階建てで、延面積2,308.23m2の客室数89室。設計を手がけるのは(株)アトリエ・ツイン一級建築士事務所(本社:福岡市早良区、恒川光二代表)。代表は、大手ゼネコンで設計業務に携わっていた経験があり、ハウステンボスの「ホテルヨーロッパ」などを実績に持つ。
 今回の天神ジェイパークホテルについて恒川代表は「高級ホテルを意識しており、外観はもちろん、ライトアップにもこだわっています。また、多くの方が快適に過ごせるように、ユニバーサルデザインも取り入れたいと考えております」と話す。
 また、同ホテルの2Fにはレストランが入る計画で、屋上の開放スペースでも食事を楽しめるようにするため、テンナントには2Fと屋上エリアをセットで提案しているという。
 「屋上では、夏はビアガーデン、冬は牡蠣、春秋はカフェといった風に、4シーズンの特色に合わせたサービス提供を考えています」(恒川代表)。

 ホテルの新築ラッシュが続く福岡博多・天神エリアにおいて、どのようなスタイルで他と差別化を図られるのか――完成が待ち遠しい。

【代 源太朗】

 

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