2024年04月24日( 水 )

日経平均株価~立ちはだかる2万円の壁

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 第3次安倍第3次改造内閣が3日に誕生した。ニッセイ基礎研究所の短観速報によると、「業況判断DIは大企業・製造業で24(前回6月調査21)と2期連続で改善。大企業・非製造業は20(前回6月調査20)と横這いだった。先行きについては、製造業は3ポイントの悪化、非製造業は1ポイントの改善が見込まれている」としている。

 安倍総理も内閣支持率を上げるため、経済優先内閣を標榜しているが、今日8日の日経平均株価は再び2万円割れの1万9,996円01銭で取引を終えた。安倍総理の8秒間にわたる謝罪のお辞儀も株価上昇には結びついていないようだ。

 【別表2】の通り、九州地銀の18年3月期第一四半期の決算発表後の株価は、佐賀銀行・大分銀行・西日本FHが上昇しているものの、株価が動意づく兆しはないように見える。
 一方ダウ平均株価は別表の通り、7月25日から10連騰し、7日の終値は2万2,118ドル42セントとなっている。はたして日経平均株価が2万円の壁を一気に突き破る日はいつ来るのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

 

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