ハーツユナイテッドグループ、子会社を合併　玉塚元一氏がデジタルハーツ社長を兼務

　（株）ハーツユナイテッドグループ（HUG）は8月18日、連結子会社でデバッグサービスを手がける（株）デジタルハーツと、同じく連結子会社でシステム開発を手がける（株）ネットワーク21を10月1日付で合併すると発表した。

　HUGは、ゲームやモバイルアプリ、webシステムや自動車の車載ソフトなどのデバッグ業務を行うデジタルハーツなどを傘下に持つ持株会社。2013年12月にネットワーク21を子会社化し、グループの主幹事業であるデバッグ事業のなかでも、成長および事業拡大を見込むシステム検証分野における事業基盤を強化してきた。
　そして今回、デバッグ事業の主要子会社であるデジタルハーツとネットワーク21の経営資源の有効活用および人材流動による組織活性化を図ることを目的に、両社を合併することを決定したとしている。
　合併方式は、デジタルハーツを存続会社、ネットワーク21を消滅会社とする吸収合併を予定。

　合併後の代表取締役社長は、HUGの代表取締役社長CEOの玉塚元一氏が兼務することになる。
　玉塚元一氏は元ローソン会長で、17年6月27日にHUGの代表取締役社長CEOに就任していた。玉塚氏がHUGの中核企業であるデジタルハーツの社長を兼任することで、玉塚体制によるグループ改革が推進されることが予想される。

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