2024年04月19日( 金 )

福岡市営住宅耐震改修工事、公募で順次実施

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 福岡市では現在、「福岡市市営住宅ストック総合活用計画(福岡市公営住宅長寿命化計画)」に基づき、市営住宅の耐震化を進めている。市はこの一環として「板付住宅(全24棟)」・「福浜住宅(全7棟)」耐震改修工事を、設計・施工一括で発注する。一次審査提出の書類受付は9月25日より開始され、事業者の募集は公募型プロポーザル方式で実施される(詳細はコチラ)。

 板付住宅(所在地:福岡市博多区板付3丁目)は、1974年に竣工したRC造地上8階・塔屋2階建てで、延床面積6,011m2の全96戸。施工業務として、耐震改修工事(電気設備工事および機械設備工事を含む)や屋上防水改修工事(電気設備工事および機械設備工事を含む)が計画されている。提案価格の上限は2億2,103万4,000円(税抜)。

板付住宅外観イメージ

 福浜住宅(所在地:福岡市中央区福浜2丁目)は、1972年に竣工した。A棟はRC造の地上8階・塔屋2階建てで、延床面積4,667m2の全80戸。B棟はRC造の地上8階建てで、延床面積1,819m2の全32戸。いずれも施工業務の内容は板付住宅と同様で、提案価格の上限は2億6,973万7,000円(税抜)。

福浜住宅外観イメージ

 市は、新耐震基準が施行された1981年以前に建設された市営住宅のうち、耐震診断に課題のあるものについて、2020年度までに耐震改修を完了させ、耐震化率100%を目指すとしている。

【代 源太朗】

 

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