2024年04月20日( 土 )

日経平均株価終値~今年最高値の2万626円66銭

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 日銀が2日発表した9月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業・製造業の業況判断DI(良い─悪い)が4四半期連続で改善。その要因は好調な外需がけん引して企業の景況感の改善が続いているとしている。
 【表3】の通り、3日のダウ平均株価は前日比+84ドル07銭の2万2,641ドル67セントで今年の最高値で取引を終えている。9月27日から5連騰していることを受けて、今日のドル円相場は112円台半ばで推移しており、買い安心感につながったようだ。
 今日10月4日の日経平均株価は前日比+12円59銭の2万626円66銭で取引を終えた。始値・高値・安値・終値とも今年の最高値となっており、今年初めてすべてが大きな壁となっていた2万500円超えとなった。 
 一方九州地銀の株価は高安まちまちの展開となっている。大分銀行、宮崎銀行、佐賀銀行の3行は9月27日から売買単元株を100株に変更したことから、値動きが大きくなっているのが分かる。既に西日本FH及び九州FGも100株単元株となっており、九州地銀8行(含むFG・FH)のうち、5行が100株単元株となっている。
 東京証券取引所など全国の証券取引所は、2018年10月1日を期限にすべての上場会社の株式の売買単位を100株単位に変更することを公表しており、現在1,000株単元株となっている山口FG・ふくおかFG・十八銀行の3行も期限前に100株単元株となる。
 北朝鮮問題や総選挙の先行きに慎重な見方も出ているが、はたして明日以降も日経平均株価は2万1千円台を目指していくことになるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

 

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