2024年04月25日( 木 )

カンボジア視察レポート(番外編)~シェムリアップ見聞録

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 10月末、カンボジア王国シェムリアップ州を訪問した。中心地にも高層といえるほどの建築物はなかったが、至る所で新しいビルが建築されている様子が見て取れた。

 郊外の町を訪ねたが、たくさんの子供が駆け回る様子や小型バイクに乗る青年の多さも日本の郊外では見られない光景だった。

 カンボジアの若者の憧れは車ではなく、バイク。最も人気なのはホンダ・ドリームという排気量125ccのバイクだ。実際にホンダ・ドリームは滞在中に数え切れないほどの台数を見かけた。車はトヨタ・タコマや日産・フロンティアなどのピックアップ、レスサスRX(日本名トヨタ・ハリアー)やトヨタ・ハイランダー(同クルーガー)などのSUVを多く見かけることができた。道路事情もあるのだろうが、スポーツカーを見かけることはなかった。

 外国人観光客が多い繁華街の「パブストリート」では、アメリカのポップソングが大音量で流れていたが、現地の方に、「若者はどんな音楽を聞いているのか」と尋ねると、「カンボジアのポップソングを聞いている」という。バスドライバーのスマートフォンの着信音も「カンボジアのポップソング」だったのが印象的だった。

【永上 隼人】

 

(後)

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