福岡県日韓親善協会、新春懇親会を開催
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福岡県日韓親善協会は2日、2018年新春懇親会を福岡市内のホテルで開催した。福岡県内の企業経営者をはじめ、在日本大韓民国民団の関係者、地元選出の国会議員など約200人が参加した。
同会の田中浩二会長(JR九州特別顧問)は現在の日韓関係について触れ、「1965年の日韓国交正常化の時、両国の人的往来は約1万人だったが、2015年には訪日数が訪韓数を2倍も上回った」と語った。「17年は訪日数だけで714万人、訪韓数で230万人となり、16年に日韓両国の相互交流数の目標を1,000万人としていたが、それに手が届く」と、両国へ訪れる観光客が多い状況を喜んだ。
来賓として出席した駐福岡大韓民国総領事の孫鐘植氏は、「昨今の韓日関係は多少難しいが、こんな時だからこそ、親善協会のような民間団体の役割が何よりも重要だと考える。昨年秋には両国の民間団体の協力もあり、朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺産への登録に成功した。(福岡県日韓)親善協会が民間交流の先頭的な役割を担ったことが、登録成功という成果をもたらしたと認識している」と感謝を述べた。
乾杯のあいさつでは元自民党副総裁の山崎拓氏が登壇し、2月9日から開催される平昌五輪の成功を祈念した。
【矢野 寛之】
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